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くらちゃんねる


2万2985円 

 

『半値戻しは全値戻し』

相場には多くの格言がありますが、このようなものも…。
これは、
「これまでの下げ幅の半分程度を回復できれば、
今後、もとの水準まで戻る勢いがある」ことを表したものです。

日経平均株価は、
10月2日~24日まで、戦後最長の16連騰を演じました。
背景には、
先の衆院選で与党が地滑り的に大勝を収めたこと、
10月上旬にIMFが世界経済の見通しを上方修正したこと、
上場主要企業の9月中間決算の内容が堅調であったことなどがあります。
その勢いは、11月に入っても留まることを知らず、
上旬には約26年ぶりの高値にまで迫りました。

日経平均株価の高値は、バブル経済絶頂期の
1989年12月29日、終値ベースで3万8915.87円です。
(相場中の高値は同日に、3万8957.44円までありました)
そこからバブル崩壊、山一証券の破綻などの金融危機、サブプライムローン問題、
そしてリーマンショックがあり、
2009年3月10日、終値ベースで7054.98円までの大暴落です。
(相場中の安値は2008年10月28日の、6994.90円です)
終値ベースでの下げ幅は、実に3万1860.89円。

今回の株価上昇局面では、その下げ幅の半分近くを回復しています。
下げ幅3万1860.89円の半分は約1万5930.44円ですが、
09年3月安値の7054.98円に、それを足してやると…。
2万2985.42円。

そう、半値戻しのラインは2万2985.42円です。

日経平均株価は11月9日(木)に一瞬、2万3382.15円までありましたが、
終値ベースでは、まだ半値戻しの2万2985.42円は超えることができていません。
今、マーケットが最も注目している水準です。

いつの時代も相場が大活況になったり、
ひどい下げに見舞われた時には、極端な株価予想が出るものです。
今回もご多聞にもれず、「2020年には日経平均4万円」との活字も…。

株価の適正水準を計る指標の1つにPER(株価収益率)があります。
これは現在の株価が、その会社の1株利益の何倍になっているかで表します。

では、現在の日経平均株価のPERがいくらかといえば…、約15.7倍。
まあ、ちょっと高いですが、妥当ちゃあ妥当な水準かなって感じです。
ちなみに、1989年12月29日の日経平均株価のそれは…、約60倍。
これは明らかに割高。

では、日経平均株価が4万円ってことになると、
PERからみれば企業の利益が倍近くにならないといけません…。

そうそう、
『半値戻しは全値戻し』の格言には、
「一度下げた相場が半分まで戻したら、
欲張らずにそこで利益確定売りをした方がよい」という意味もあるようです。

category: マネー

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