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ハーレー・ダビットソン 

 

「もし海外に移したら見てるがいい。終わりの始まりだ」

トランプ大統領はアメリカの巨額貿易赤字改善のため、
貿易ルールを軽視する中国だけでなく、同盟国にまで圧力をかけ始めました。
日欧カナダなどに鉄鋼・アルミニウムの関税措置を発動し、
世界はまさに貿易戦争の様相を呈してきました。

もちろん同盟国であろうと報復措置は検討中で、EUはいち早くその具体例を発表。
その中の1つが、アメリカからヨーロッパに輸出されるオートバイへの追加関税です。

痛手を食らうのがアメリカ二輪車大手ハーレー・ダビットソン。

ハーレーの売上高の2割弱はヨーロッパで占められています。
EUの報復措置で、アメリカから輸入されるハーレーの関税は6%から31%に上昇し、
バイク1台当たり2200㌦(約24万円)のコスト増につながるといいます。

ハーレーはほとんどのバイクをアメリカで生産していますが、
ブラジルにも小規模な生産拠点を持っているようです。
つまり、ブラジルでバイクを生産し、それをヨーロッパに輸出すれば追加関税は免れます。

経営者としては、ヨーロッパでの販売減を避けるため、
当然、ヨーロッパ向け輸出の生産拠点を海外に移すことを選択しますね。
逆にアメリカの雇用は減少します。

この動きに激高したのがトランプ大統領。
冒頭のコメントはそんなハーレーの動きに、怒りをあらわにしたものです。

トランプ大統領が仕掛けた貿易戦争は、巡り巡って自国産業を揺らすことになっています。

マーケットはトランプ大統領が仕掛ける貿易戦争は
ディール(取引)と割り切り、いつ引くかを見極めています。
反面、中国だけでなく同盟国とのこのチキンレースは
11月のアメリカ中間選挙まで長期化することは必至の状況です。

しばらくトランプ語録に辟易(へきえき)することが多くなりそうですね…。

category: マネー

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