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安く買って高く売るべし 

 

佐々木朗希 (4/10 完全試合)
東浜巨 (5/11 ノーヒットノーラン)
今永昇太 (6/7 ノーヒットノーラン)
山本由伸 (6/18 ノーヒットノーラン)
大野雄大 (5/6 9回完全投球 延長10回1安打完封勝ち)

今シーズン、投手の快挙が相次ぎ、まさに「投高打低」の様相。

「コロナ禍でここ2年、バッターが振り込めていない」との声もありますが、
どうもそうでもないようで…。

確かに米大リーグでは三振率が増加しており
21年には20.6%と、10年前から約4ポイントの上昇。
要因は投手の技術向上で
直球のスピードやスライダーの回転数は格段に増加しているそうです。

ところが打者もやられっぱなしというわけではなく、
21年のホームランの比率は4%と10年で1ポイント上昇しています。
昨年46本塁打を放った大谷翔平はこうした潮流の典型です。

スポーツデータ分析を手掛けるDELTA(東京・豊島)の岡田友輔社長は
「最新のデータやテクノロジーを駆使したトレーニングで
レベルアップした投手から連打で得点するのは難しい。
そこで三振は本塁打のコストと割り切り、
攻撃側が一発を狙う傾向が強まった」と解説しています。

野球評論家の権藤博さんも
「単打をつながれても、ホームにかえす前に3つのアウトをとればいいと、計算できる。
本塁打は打たれたら終わりだ」と、おっしゃっています。

さらに権藤さんは
「目いっぱい振るところに、ドラマが生まれる。
チマチマした島国的野球からの転換という点で、私はこの傾向を歓迎している」と、
強くバットを振れる村上宗隆(ヤクルト)や山川穂高(西武)を評価しています。

今シーズンの投手快挙の裏側には、打者の意識変化もあるようです…。

権藤さんの鉄則は、
「打者は強くバットを振り、投手は思いっきり腕を振る」。

であれば、株式投資の鉄則は?
「安く買って高く売るべし!」

世界の中央銀行が政策金利を引き上げる「利上げドミノ」でマーケットは大波乱。
安いところを見極めるのは至難の業ですが、「騰落レシオ」はあまり嘘をつきません。

騰落レシオは、
市場の過熱感や強弱感をみるときに使われる指標です。
120%を超えると買われ過ぎで高値圏と判断し、
70%を下回ると売られすぎで底値圏にあるとみられています。
コロナショック時には40.1%、リーマンショック時には52%まで低下しています。

6月17日時点では92.03%ですから、まだ売られ過ぎ感はないかな…。

category: マネー

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