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くらちゃんねる


企業買収 

 

3月17日(木)、外国為替市場で1995年以来
約16年ぶりに、1ドル=76.25円という円高をつけたことは、
皆さんも記憶に新しいところだと思います。

為替相場の過度の変動を危惧した日米欧の7カ国(G7)は
即座に「円売り」の協調介入を行い、
市場は落ち着きを取り戻しましたが、
それでも、1ドルが80円近辺から85円近辺の
円高は続いています。

物を作って海外に販売する輸出企業にとっては、
リーマンショック以降の大幅な円高が、
企業の財務内容を大きく圧迫しています。

アメリカの株式市場が、リーマンショック直前の水準を
取り戻したにもかかわらず、
日本ではその8割程度しか回復していないということは、
円高が大きな原因となっています。

日本経済を苦しめる円高…。

しかし、この円高をチャンスとばかり、
虎視眈々と戦略を展開している企業もあるようです。

昨年、楽天の三木谷浩史社長は、
「円高は歓迎だ。他社には気の毒だが、われわれにとっては円高は好ましい。」
と述べ、アメリカやフランスの企業を数百億円単位で買収しています。

他にもNTT、キリンビール、JFE、アステラス製薬といった企業の
大型買収が話題になっています。
今年になっても、先日、武田薬品がスイスの製薬大手を、
1兆円規模で買収するといったニュースがありました。

1980年代終盤には、
ブリヂストンがファイアストンを、
三菱地所がロックフェラーを、
安田火災がゴッホの「ひまわり」を、
といった買収劇が世間の注目を集めました。

同じ企業買収でも
バブル経済の勢いのままに突き進んだ当時と、
世界の経済構造が変わった現在とでは、
やはり状況が違うようです。

キーワードは「新興国」。

前述の、NTT、キリンビール、JFEもそれぞれ、
南アフリカ、シンガポール、インドといった国々の企業買収です。

円高を利用して、新興国の成長に投資。

体力のある企業は「したたか」ですね。

category: マネー

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