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くらちゃんねる


59.32% 

 

「人の行く裏に道あり、花の山」。

これは、
「株式市場で利益を得るためには、他人とは逆の行動をとらなくてはならない。」
ということを意味する相場の格言です。

金融工学なるものが発達した昨今、
「上がろうが下がろうが、とにかく儲かればいい。」
ヘッジファンドなど投機筋が資金量にものを言わせながら、
世界の金融市場を占拠しているのは紛れもない事実です。
そうした投機筋に、この古典めいた格言のみを「盾」にして
真正面から立ち向っていくのは、いささか無謀でリスクの大きいことかもしれません。

下手をすれば、上から落ちてくるナイフを素手で掴み、大けがをしてしまいます。

昨日、東証株価指数(TOPIX)は89年のバブル期以降の安値を付けました。
その発端はギリシャ危機がスペインに飛び火し、欧州債務危機が混迷の度を深めたこと、
さらにここにきてアメリカ、中国などの景気減速が鮮明になり
世界経済の先行きに暗雲が立ち込めたことが要因です。

このように悪いニュースばかりが横行し、お先真っ暗な状態で「一筋の光」を求めるとすれば…。

「騰落レシオ」。

これは過去25日間の「値上がり銘柄数」を、「値下がり銘柄数」で割って求めます。
非常に「単純で簡単な」相場の過熱感を表す指標ですが、あまり「嘘」はつきません。
この数値が120%を超えると「買われすぎ」、70%を割ると「売られすぎ」を意味します。

「59.32%」。
これは昨日時点の東証1部の騰落レシオです。

数値が50%台になるのは稀で、過去には
07年8月(サブプライムローン問題の表面化)、08年10月(リーマンショック)などの局面です。
いずれもその後1カ月あまりで一旦市場は落ち着いています。

それから先は金融政策や政治の動き次第で流れが決まります。

今回の「59.32%」はいかに?

ただこれだけは…。
「上から落ちてくる物が、刃の鋭いナイフでないかしっかり安全確認をしてください」。
ナイフだったら、地面に落ちてからゆっくりひらっても遅くありませんから。









category: マネー

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