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くらちゃんねる


ロスチャイルド 

 

活況な株式市場が続いていますね。
3月4日~8日までの1週間で、
海外の投資家は1兆円以上、日本の株を買い越したそうです。

海外の投資家のルーツは19世紀のヨーロッパにさかのぼります。

「ワーテルローの戦い」。
1815年、ナポレオン率いるフランス軍は、イギリス率いる連合軍と
ベルギーのワーテルローで、戦いに臨みます。

当然、この「戦い」は金融市場に大きな影響を与えます。
仮に、イギリスが破れることになれば、英国国債は大暴落するため、
市場関係者は固唾を呑んで戦況を見極めていたのです。
当時、ロンドンで有力な投資家の1人であった、ネイサン・ロスチャイルドも例外ではありませんでした。

「戦況を見極める」といっても、19世紀初頭には、
インターネットや携帯電話はおろか、無線さえも存在しません。
そんな中、ネイサンは、パリ、フランクフルト、ウィーン、ナポリに配備された他の兄弟とのネットワークや
速馬車、高速船、伝書バトなどを駆使した独自の情報網を持っており、その速さと質には定評がありました。

そのネイサンが神妙な表情で、大量の英国国債を売り始めたのです。

「イギリスは負けたぞ」。

ネイサンの様子を見た他の投資家たちは、
「ワーテルローの戦い」でイギリスが破れたと、当然、思いこみます。
そしてネイサンに続けとばかりに、われ先にと、二束三文で英国国債を売りたたくのでした。

ところが数時間後、ネイサンは慌てふためく他の投資家たちを嘲笑うかのように、
紙切れ同然になった英国国債を、今度は「どでん」買い向かいました。
そして、なんと市場に出回る実に62%もの英国国債を買い占めることに、まんまと成功したのです。

そう、イギリスは「ワーテルローの戦い」に勝利していたのです。

海峡を超えた「イギリス勝利」の情報は、政府機関よりも早くネイサンの元に届いています。
ネイサンは、「他の投資家の壊滅」と「巨額の富を得る」ため、
本来ならば「勝利=買い」の方程式を破り、「売り」から入ったのでした。

これが有名な「ネイサンの逆売り」と呼ばれるものです。

1日遅れで届いた「イギリス勝利」の情報で、英国国債は大暴騰。
ネイサンは一夜で資産を2500倍にしたそうです。

「アベノミクス」で湧く株式市場。
海外マネーには、こんなDNAが流れていることを、お忘れなく!!




category: マネー

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