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上海バブル 

 

「男気・黒田」は、東の前頭。
東の横綱はというと、「インバウンド旋風」。
はい、こちらはこの時期恒例の「日経MJ2015年上半期ヒット番付」でございます。

インバウンド旋風とは訪日外国人客の旺盛な消費を指す言葉ですね。
1~3月の訪日外国人の消費額は7066億円と前年同期比で6割増とのこと。
健康食品やステンレスボトル、温水洗浄便座などが爆買いされました。

ライオンの株価は1991年以来の高値を付けたそうです。
日本製の高級歯ブラシの人気は高く、まとめ買いする外国人客が多いとか…。
いずれにしてもちょっとしたインバウンドブームといったところでしょう。

インバウンド旋風の立役者といったら、やはり中国からの訪日客ですが、
こちら上海の株式市場はブームを通り越して、どうやらバブルの様です。

上海総合指数は昨年10月には2300ポイント足らずでしたが、
今や5000ポイントを突破し、1年もたたないうちに2倍になっています。
4月には時価総額で東京証券取引所を超え、
NY証券取引所、ナスダック証券取引所に次ぐ世界3位の規模です。
1日の売買代金も東京証券取引所の10倍近いお金が動いているそうです。

中国経済が堅調ならこの活況相場に水を差すようなことは言いませんが…。

中国は現在、不動産バブルが崩壊し経済がダブついています。
マンションを1戸購入すると、もう1戸おまけで付いてくるとか、
国内の自動車の生産能力は5000万台あるのに、その半分しか売れないetc。

実態経済が弱いのになぜ株価が上がるのか?
昨年秋からの3度の利下げと2度の預金準備率の引き下げという、金融緩和の賜物です。
景気を下支えしようとした金融政策が、個人の株式投資に火を付け熱狂させてしまったのです。

ただ上海のマーケットの歴史は熱狂とその崩壊の繰り返しです。
07年10月には上海総合指数は6124ポイントの史上最高値を更新しましたが、
その1年後にはわずか1600ポイントまで急落しています。
91年の秋には99日連続の上昇を記録したかと思えば、
96年12月16日には上場全銘柄がストップ安水準まで下落したという異常事態もあったようです。

背景には個人の投資家が中心で
マーケットが充分に育っていないことがあるようですが、この状況は今も変わっていません。

今年のマーケットの最大の注目はアメリカの利上げですが、
ここにきて上海バブルの崩壊にも注意を払わなくてはなりません!!

あっちもこっちも、忙しいことです…。


category: マネー

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