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くらちゃんねる


マエストロ 

 

2015年も残りわずかとなりました。
東京証券取引所の大納会は12月30日です。
大納会では特別ゲストを招いて、1年間の取引を終える記念の打鐘を行います。
今年の特別ゲストは、指揮者の佐渡裕さんです。

佐渡裕さんは
今年9月にオーストリアで108年の歴史を持つ
トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任した世界的に有名な指揮者です。
日曜日の朝の「題名のない音楽会」では、今年の9月まで司会者をされていましたね。

金融界の名指揮者といえば
元・アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)議長の
グリーンスパンを思い浮かべる人が多いでしょう。
グリーンスパンは、柔軟で的確な金融政策の運営で、アメリカ経済の黄金期をもたらし、
「マエストロ maestro」(名指揮者)と称されていました。

在任期間は1987年8月11日―2006年1月31日の長きにわたり
ブラック・マンデー(87年10月)や同時多発テロ(01年9月)などの
幾多の経済危機を乗り越えてきました。

ところが名指揮者グリーンスパンの評価を覆したのが、リーマンショックです。
リーマンショックは住宅バブルの崩壊が大きな要因ですが、
その住宅バブルはグリーンスパンが政策金利を
2001年から歴史的な低水準に据え置いたことで生れたと言われています。

リーマンショックから7年が経ち、
アメリカはやっとの思いで先日ゼロ金利を解除しました。
リーマンショックという緊急事態を克服し、正常運転の第一歩を踏み出したのです。

しかし予断は許せません。
原油価格の下落、ドル高の弊害、中国をはじめとした新興国経済の混乱etc、
アメリカ経済の前途は多難です!!

FRB現議長のイエレンはアメリカの金融を、そして世界経済をどのように奏でるのでしょうか?
歴史的な名指揮者になれるか、それとも迷指揮者か…。

大納会の鐘は、期待と不安が入り混じった音色なのではないでしょうか…。


category: マネー

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