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くらちゃんねる


円高 

 

79円75銭。

私は1995年4月に証券会社で働き始めました。
入社直後に為替は1ドル=79円75銭まで円高になっています。
当時の円高は、
日本の経常収支の黒字が突出しており、貿易不均衡是正のため、
クリントン政権が政治的に円高誘導をしたことが背景にあります。

1995年の円高はその年の7月と8月に実施された
日米による円売りドル買いの協調介入で終止符が打たれます。
特に8月の協調介入は多くの投資家がサマ―バケーションをとっており
市場参加者が少なかったので、かなり効果的だったように記憶しています。

あれから21年。
今、マーケットは急激な円高に見舞われています。
昨年末、わずか5カ月前は1ドル=120円台であった円ドルレートは、
今年に入ってじりじり値をあげ、ついに105円台に突入してしまいました。

私はあるテクニカルアナリストのレポートをよく読むのですが、
彼は1年前1ドル=125円台の時から
「2016年5月には105円台になる!!」といっていました。

年明けからグローバルマネーに異変が生じ、
日銀の「マイナス金利政策」も目立った効果が出ていない状況で、
来るものが来てしまったか…、そんな面持ちです。

追い打ちをかけるかのようにアメリカの成長率は年率0.5%にまで鈍化し、
昨年までの円安ドル高が容認できなくなりました。
「円売り介入はするなよ!!」とクギを刺されたようなものです。

先日、黒田日銀総裁は
マーケットを人質にとって追加の金融緩和を求める「催促相場」に、
「ゼロ回答」を突き返しました。
「催促相場」とはいつか決別しなくてはならなかったので、「英断」だったと思います。

伊勢志摩サミット、参院選、米大統領選etcをにらんだ、新たな戦いの始まりです。
内閣府が2月に発表した日本企業の輸出採算は1ドル=103円20銭です。
もしあれば、次のポイントはこの辺りでしょうか!?




category: マネー

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